医師の紹介
院長
迫中友博
私が大学を卒業した時期はまだインプラント治療が広く普及しておらず歯を失ってしまった患者さんには固定式のブリッジ、ブリッジが無理なら部分床義歯、ついに歯が1本も無くなってしまえば総義歯となるのが当たり前の時代でした。
特に無歯顎患者の総義歯は経験豊富な歯科医師の腕の見せ所で医局の先輩たちの技を見て自分自身のテクニックの無さに情けなくなるほどでした。
今はインプラントが当たり前の時代ですが費用も高額で全てが安全というわけではありません。
やはり失った噛み合わせ、咬合機能の回復と改善においてクラウン・ブリッジと義歯が補綴の両輪だと思います。
しかし臨床医として守るべきは一本ずつの歯、お口の健康こそは健康寿命の延伸につながると信じて出来るだけ削らず、抜かず、患者さんの幸福(口福)となるよう地域医療に努めてまいりたいと考えています。
略歴
昭和63年3月:九州大学歯学部卒業
昭和57年3月:鹿児島県立鶴丸高校卒業