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矯正歯科

歯並びの悩みと治療方法

歯の表に装置をつけて、ワイヤーで歯をならべていく治療方法です。専門的には「マルチブラケット装置」などと呼ばれています

歯の表からの矯正治療

*治療方法が確立されています。
矯正治療の方法としては最も一般的な方法であり、100年以上の歴史があります。そのため、簡単な非抜歯症例から難しい抜歯症例や手術をともなう顎変形症まで、さまざまな症例に対して治療を行うことが可能です。

*口を大きく開けずに治療を行うことができます。
歯の表からの矯正装置で治療を行う場合は、処置中に大きく口を開けておく必要がないので、ある程度口が開くことが可能であれば、顎関節疾患をお持ちの方でも治療を行うことができます。歯の裏からの矯正装置で治療を行う場合は、処置中に長時間、大きく口を開けておく必要があるので、顎関節疾患をお持ちの方の治療はできない場合があります。

*話がしやすいです。
歯の表に装置をつける場合は、舌の動きを妨げることがないので、治療中でも話がしやすいという特徴があります。装置を歯の裏側につけると目立たないので見た目はいいのですが、舌が装置に当たるため発音の妨げになります。

*低価格で治療を受けることができます。
歯の裏からの矯正装置と比べると、歯の表からの矯正装置は、装置作製などに必要な費用が抑えられるので、比較的低価格で治療をうけていただくことができます。

*歯が小さくても治療を行うことができます。
歯が小さい方の矯正治療はどの装置を使っても行いにくいのですが、その中では、歯の表からの矯正装置は治療を行いやすい装置になります。一般的に歯の表側よりも裏側は表面積が小さいため、歯が小さいと歯の裏からの矯正装置は装着できない場合があります。また、マウスピース型矯正装置は歯を覆って動かしていくので、歯が小さい場合には歯に矯正の力をかけにくくなります。

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