口腔外科
親知らずの抜歯
うまく磨けず虫歯になってしまった親知らずや、出てくる方向が悪く隣の歯に悪影響を与えている親知らずは抜歯が必要となります。
下顎の親知らずが神経に近い場合には、事前に歯科用CTにて3次元的精査を行なってから抜歯を行っています。
高度骨性癒着や深部埋伏、のう胞を伴う場合など、全身麻酔等での抜歯が望ましい場合には病院歯科口腔外科と連携して治療にあたります。
デメリット
外科処置のため、出血や腫れのリスクがあります。
部位によっては神経麻痺や上顎洞穿孔のリスクがあります。
歯の移植
親知らずを歯の無い部分に移植する事で、噛み合わせの回復を図ります。
移植後生着まで1ヶ月程度固定処置が必要になります。根完成歯の場合神経は生着しないため、根管治療が必要になります。歯の形状が異なるため噛み合わせは生着後にかぶせ物により修正します。文献によって若干異なりますが、歯牙移植の成功率は5年後の生存率で約65~70%程度と報告されています。
メリット
ブリッジ、入れ歯、インプラント以外の選択肢として、ご自身の歯で噛み合わせを回復出来る。
デメリット
親知らずの状態や移植部の状態によっては移植に適さない場合があります。
正着不良のリスクがあります。全ての移植歯が正常に機能する訳ではありません。
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