江崎歯科医院

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漢方の取り扱い

保険適応が可能です

現在、歯科で保険取り扱いできる漢方は11種類あります。

"内科でのお薬が沢山出ているのに、また歯科でもお薬をもらうのが心配"という方おられませんか。
そんな方にも漢方はおすすめ出来ます。

まずは西洋薬と漢方薬の違いについてお話ししたいと思います。

 西洋薬とは一般的に病院で処方された際に皆様が受け取るお薬になります。カタカナの名前のものは大半がそうだと思っていただいて大丈夫です。これらは人工的に作られた薬剤が主成分になっております。

 漢方薬とは生薬(天然のもの)を主成分としたものです。薬剤と同様の効果が確認出来ている為、薬と名前がついていますが、成分は植物の根っこや茎や葉、果実、または鉱物であり、ごぼう茶や万能茶などと同じ感覚で捉えていただければと思います。
○○○○湯のように漢字がズラズラ〜と書いてあるのが漢方薬の特徴ですね。

 また漢方医学・漢方薬は日本で発展した独自の医学であると捉えられます。
中国で発展した東洋医学(中医学)が日本に伝わり、日本人の体質・ライフスタイルに合わせて変化していったものを漢方と呼んでおります。
ですので、実は中国医学≠漢方なのです。

 歯科での漢方薬取り扱いにおける最大の特徴は、歯科治療と並行して漢方治療も行うところです。
漢方は痛みや腫れに対して歯科治療のサポート役として身体の体質を改善しながら症状を引かすような特徴があります。中には即効性のあるものからじっくり飲み続けるタイプのものまでございます。

 お口の中の慢性的な感染症の代表例として歯周病が挙げられますが、日本で取り扱いのある抗生物質では歯周病の菌に直接作用出来ず、根本的に治りません。炎症を抑えてくれるだけです。
保険適用になっている漢方の中にはこの歯周病の原因菌を少なくしてくれる効果が研究結果として出ているものもあります。

 また、昨今ポリファーマシーといってお薬の多剤併用による副作用や飲み間違いも取り上げられるようになって参りました。
冒頭にも書きましたが、内科でのお薬が沢山出ているのに、また歯科でお薬をもらうのが心配な方でも副作用のリスクを最小限に抑えてお飲みいただけるのではないかと思っております。(体の外から何かを摂取する限りは100%何も起きないと断言するのは難しいです)

 歯の周りの炎症だけでなく、顎関節症にも漢方治療を適応する事も出来ます。
顎関節症がどういったものかは専用のページで詳しく解説しておりますのでご覧ください。
顎関節症においても、関節の炎症や筋肉の過緊張などに起因するものがあります。

こういった炎症や筋肉の症状を東洋医学的な側面からアプローチしていくのが日本の漢方です。

ご興味のある方は、担当の歯科医師がおりますのでお気軽にお声がけ・ご質問下さい。

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